この度タイトルに書いてあるとおり百英雄伝Risingというゲームをプレイしまして、どのように思ったか、どう感じたかを記事にしてみようと思い、投稿させていただきました。
プレイしたプラットフォームはNitendo Switchです。
配信日:2022年5月11日
マイニンテンドーストアの「百英雄伝Rising」のページはこちら
2024年4月25日引き継ぎ要素のところに追記あり
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目次
百英雄伝Risingとは
百英雄伝Risingはナツメアタリが開発したアクションRPGです。タイトルに書いてある「百英雄伝」は純粋なRPGに対してこちらはアクション要素がメインです。
この作品は百英雄伝の前日譚を描いていると言われています。本編と思われる「百英雄伝」が非常に気になっていたのでやってみたら、思っていた以上に面白かったのでブログに書こうと思いました。
ゲームのジャンルは細かく言うとメトロイドヴァニアのような感じといったところと、そこに町の復興と称したおつかい要素の作業ゲーが盛り込まれているアクションゲームです。体感としてロックマンXとモンハンが合わさったような感覚でした。
メトロイドヴァニアなのは五十嵐孝司氏による「Bloodstained」を意識しているからだそうです。
百英雄伝Risingのあらすじとメインキャラクター
あらすじ
ニューネヴァーというところで地震があり、その影響で古代の遺跡「ルーン遺跡」が出現します。遺跡出現と同時に町は被災しました。主人公であるCJは代々で引き継がれるトレジャーハンターの家系の生まれで、15歳になると先代よりも大きな宝を見つけるまで家に帰れないという「成人の儀」の真っ最中でありました。
遺跡の情報を聞きつけたCJはお宝を見つけまいと現地に行ったものの、遺跡に入るには莫大なお金が必要であり、持ち合わせのないCJはどうにか入れないかと懇願すると、町の復興に手を貸してくれるならいいだろうということで、CJは町の復興に貢献しながら遺跡探検に向かうのでありました。
メインキャラクター
CJ
本作の主人公。あらすじに書いてあるとおり、成人の儀を完了するためニューネヴァーに向かった活発な女の子。どんな苦難にもめげず、前向きに物事をとらえることができます。好きな食べ物は大盛カツカレー。
ピッカーというピッケルを武器に改造したと思われるモノで戦います。2段ジャンプやダッシュ(ゲーム内でステップと表記)を駆使して攻略することになり、素早い動きで敵の攻撃を回避したりするので攻略は7割近くCJを操作することになると思います。
例えるなら、冒頭にも言ったロックマンX、特にゼロを想像していただけるとわかりやすい。ゼロに近い動きとなります。
ガルー
訳あってニューネヴァーにきた元傭兵。お宝を見つけ一攫千金をなしえるためなら、どんな手段も選ばないはずだったが、CJたちとともに行動することでその感情は薄れていきます。お金が必要なのはある理由が・・・。お酒が好き
CJは速さが売りですが、こちらは動きが遅い代わりに攻撃力が高く、敵が盾で防いでいる状態を破壊することができます。個人的にはガードブレイクとリンクアタック要員という感じです。
イーシャ
この遺跡騒動の治めている町長代行。この遺跡で人を呼び、町を復興させようと目論んでいるが、その裏で遺跡に向かった父親を捜している。「レンズ」というもの無しで魔法が使えることからCJたちとともに遺跡に向かうことになります。好きな食べ物は激辛トムヤムクン。
貴重な遠距離攻撃要員。地味に近づきたくない敵に有利に働くことがあるので積極的に使いたくなるキャラクターです。また、ガルーは盾を破壊できますが、こちらは魔法によるバリアを破壊できます。ただ、ちょっと加入が遅いのが難点。
攻略のポイント
ざっくりとした攻略のポイントとなります。正直攻略サイトを見なくても攻略できるほど簡単なゲームなので、この点を意識して攻略していけば効率いいんじゃない?という風な感じで書いていきます。
アクション面に関しても開発陣が普段アクションゲームやらない人たちも楽しめる設計にしたと言っているのでそこまではなかったです。ちなみにゲームオーバーはラスボスの1回だけでした。
ただ、以前にも書いた記事にあるよう難しいと感じる人はいると思います。そのためにも下準備はしっかりすればグンと攻略しやすくなるゲームなのでしっかり準備しましょう!
優先順位
素材集め>町の復興(スタンプ集め)>探索道具アップグレード>防具のアップグレード>武器のアップグレード=武器防具の強化>アクセサリー
上記を優先することで時間効率も良くなると思いました。細かく見ていきましょう。
素材集め
このゲームの基本となります。画像の赤い矢印のように光ってる石を壊すと「鉄鉱石」が取れます。序盤は暇さえあれば素材集めをすると良いでしょう。中盤に差し掛かると素材集めとサブクエスト(町の復興)を並行して行った方が時間効率が良くなります。
素材集めをしっかりとしておくと、クエストを受注したと同時にクエストクリアなんてこともできます。また、クエスト受注に制限はないのでバンバン受注していきましょう。
素材はあとで売ることもできるうえ、売却専用のアイテム(高額)も手に入ると後々楽になります。終盤まで結局行うことなので優先順位は高めに設定させていただきました。
探索道具はアップグレードできる状態なら、すぐさました方が良いと思います。レア度の高い素材が出やすくなるので。
町の復興(スタンプ集め)
クエストには全部で3つあり「メインクエスト」「施設クエスト」「住民クエスト」があります。特に「施設」はストーリー攻略するうえで重要なので優先度高めです。
そもそもスタンプ集めというのは、よくあるおつかいをさせられるクエストなんです。モンスターハンターで例えたのはそれが理由です。○○をとってきてほしいとか、誰々を探してほしいとか色々です。
ここがこのゲームを好むか好まないかの別れ目で、体感ですがクリアした時間の控えめにいっても4割はここに時間を割いた気がします。それでもやる理由があるのはこの後にあります。
町の発展による様々なアップグレード
スタンプを集めることで町の復興と同時にアップグレードできる上限が上がります。武器、防具、探索道具、ルーンまたは新商品とやる価値はあるということです。スタンプはsilver→gold→platinumと上がっていきます。gold制覇まで行けば難易度がグンと下がるのでここまではいきましょう。
リンクアタック
リンクアタックとは攻撃している最中、操作キャラを変更すると起こせるアクションです。画像であればガルーからCJに連鎖させたものです。
個人的にはスタンプを集める最大の理由はここにあると思います。このゲーム攻略のカギはこのリンクアタックです。上手い人なら必要ないかもしれませんが、自信ない人はこれがあるだけでも戦術の幅が広がり、ボス攻略も楽になります。
スタンプを集めることでこのリンクアタックにどんな影響があるか?それはリンクアタックの回数が増えます!画像では2回ですが、gold制覇まですれば4回になります。大したことないと思うかもしれませんがリンクアタックはリキャストタイムが短いので(約5秒)どんどん使用すると良いでしょう。
メインキャラクターを紹介したときの画像のステータスからだと、ラスボスはスタンプgold制覇状態のリンクアタック(4連鎖)を完璧にヒットさせたら約5回+CJちょこっと攻撃で倒せました。
防具のアップグレード
武器を優先してアップグレードなり、強化なりしていくのも良いんですが、私は防具をおすすめします。画像の赤いところに注目すると『2段ジャンプが可能』と書かれているように、操作性が良くなり、探索できる範囲も広がります。強化していくと2段ジャンプ→ダッシュ(ステップ)まで可能になる。
その後は武器のアップグレードなり強化なりしていけば大丈夫だと思います。ルーンとアクセサリーはルーンは優先度低めですかね自分は。アクセサリーは中盤からそれなりに活躍するのでおまかせといった次第です。
ボス戦のコツ
ボス戦は基本ゴリ押しです。正確にはリンクアタックによるゴリ押しで勝てます。もし不安ならばアクセサリーでステータスアップかつ防御特性ルーンを相手に合わせて変えていけば負けにくくなるはずです。
ホロウプラント戦
全ボス共通で赤いラインが出たらそこに攻撃が来ますよ、という予告です。全部の攻撃に出るわけではありません。ただ、出たらしっかり避けていきましょう。ホロウプラントは画像の状態では攻撃してもダメージは通りません。敵の攻撃を避けると・・・
本体です。白いのは敵の攻撃なので避けつつ攻撃を与えれば2回目か3回目あたりで倒せます。
鉱石ゴーレム戦
このボス戦ではガルーが参戦しているのでガルーを軸に立ち回ります。この戦いからボスのHPの下にガードゲージたるものがあるのでそれを0にするとダメージが通るようになります。CJだとなかなか通らないのでガルーでダメージを与えるか、敵が岩を飛ばして攻撃してくるのでそれをはじき返すか、です。
画像のようなダウン状態で敵にダメージが与えられます。最初は3回くらいこれにすれば倒せると思います。
このボス以降HPが50%を切るとアクションが増えますが、若干動きが速くなる程度なのでしっかりと落ちついて対応しましょう。
ブリザードブラザーズ戦
ブリザードブラザーズはホントにゴリ押しです。それ以外なんとも(笑)
相手の攻撃が氷なので防御特性ルーンに『氷のルーン』を装備して、魔法防御を高めるアクセサリーを装備すればダメージがガクッと下がるのでかなり攻略が楽になります。軸はCJが良いでしょう。
マントルワーム戦
ゴーレム戦の応用編、といった感じです。敵の目が光ったら突進してくるのでジャンプもしくはイーシャの浮遊で回避、喉が動き出したら火に包まれた岩を吐き出すのでガルーではじき返す。これで大丈夫です。
はじき返すとダウン状態にできるのでリンクアタックのチャンスとなります。さらに攻撃特性ルーンを『氷のルーン』に装備すればさらにダメージ増加が見込めるのでさらに攻略しやすくなります。
ヒュースバイン戦
こちらもゴリ押しですが、ザコが沸いてくるのでそれらを蹴散らしながらの攻略になります。ザコはそこまで強くはありません。
ヒュースバインとの距離を取り、攻撃が終わったら距離を詰めてリンクアタックが基本になります。もちろん基本はCJが良いと思います。ちなみにここから3連戦です。
魔導士戦1
赤いラインによる予告攻撃が多いのが特徴でそれらを回避しつつリンクアタックで攻略が基本です。前座でかつここまで来れたならそこまで苦戦しないと思います。
魔導士戦2
ぶっちゃけラスボスなんですが、少しネタバレしないよう本体は画像に写っていません。本体は上にいます。立ち回り方は画像の赤マルで囲った台座の下にいるのがベターです。
敵の攻撃が回避しやすくなるうえ、ザコも出現しますが対処しやすいという利点があります。そうすると敵が降りてくるので、そうしたら台座に上りリンクアタック!と言いたいところですが、敵が範囲攻撃をしてくるので、そのあとの1,2秒間にリンクアタックを仕掛けるのが良いです。
大事なのは焦らないことと、追加でいうなら魔法防御を高めるとより攻略しやすくなると思います。
引き継ぎ要素とプラットフォーム
このゲームは「百英雄伝」の前日譚という触れ込みなので引き継ぎ要素があると言われています。大した引き継ぎ要素ではないようですが、せっかくなら引き継ぎたいのがゲーマーの性。
ですが、以下はNGパターンというのは確認されているようです。
- PS4→PS5 〇
- PS5→PS4 ×
まあ、PS5からPS4の方は稀有でしょう。ここは問題ありません。問題は私がプレイしたNintendo Switch版は引き継ぎできないかもと囁かれているようです。現状正確なことはわかりませんのでわかり次第更新していこうと思います。
また、このゲームはたくさんのプラットフォームで遊べるのでどのプラットフォームで遊ぶのかが重要なうえ、コストパフォーマンスにも影響を及ぼしています。
もっとも推奨されるのがXboxのGAMEPassですね。次点でPSのゲームカタログ、いわゆるサブスク。Switchはダウンロード版それもセールの時以外は非推奨です。Steamも同様セール以外非推奨です。このゲームは結構頻繁にセール対象になるのでモニタリングしてれば出会える確率は高いと思います。
ちなみにGAMEPassなら「百英雄伝」発売と同時に対象になるようなのでやはりこちらがもっともおすすめとなります。
Switchの引き継ぎについて※追記
画像のように引き継ぎ要素はSwitchにもあることが確認できました!NGパターン以外では問題ないとみてよさそうですね。
まとめ
- 目安となるプレイ時間 10~20時間(私のクリア時間12時間)
- おすすめ度 68点
結構夢中になってプレイしたので個人的には面白かったですが、やっぱり作業するところが多いゲームなので好き嫌いが強くわかれます。現に検索すると「百英雄伝Rising つまらない」というの上位に食い込んできます。
ただ、メインである「百英雄伝」がかなり楽しみな人にはおすすめできます。プレイ時間からするとサクッとできるわけではないですが、気になった方はどうでしょうか。